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​Kanichi
Fujiwara

原付バイクでアジア横断 125日間の旅

走行距離:13000km

期間:1994年9月~12月 

バイク:HONDA DIO

 

旅ストーリー

 原付バイクはもちろん、原付のスクーターで世界を旅したという話は聞いたことがなかったので、最初に実現しようと考えて計画した。ルートはまだ行ったことのいないアジアエリアに定めた。ギリシャをスタートして、大陸をひたすら東へ、陸路で行けるネパールをゴールとした(当時はミャンマーの陸路入国は禁止だった)。

 バイクは当時最も一般的だったホンダのディオに決めた。日本で登録したバイクを貨物船でギリシャのアテネへ輸送。妻がギリシャまで見送り同行してくれることになり、中国の北京からシベリア鉄道に乗って西へ、アテネまで来てくれた。

 ギリシャをスタート。次のトルコのイスタンブールのホテルで日本人ライダー奥平正和と出会った。トルコの東部は治安が悪化、旅行は気を付けるように指示を受けた。そこで安全のため東部は奥平正和と二人で旅をすることにした。

 トルコでもたくさんの親切を受けたが、次のイランでは日本に住んでいたイラン人にたくさん声をかけられた。またイランは原油国のためガソリン1ℓ4円という値段にも感動した。

 難所はパキスタン砂漠の横断。スクーターなのでかなり心配だったが、砂地やダートの区間は100㎞程度。慎重に走りどうにかトラブルなく乗り切ることができた。

 日本人はインドでは騙されるから気をつけろ!と言われていた。確かに物売りなどはしつこく、自己主張の強さはあるが、正直でストレートな表現がどこか憎めなかった。バラナシのガンジス川では死体が流れる横で人が沐浴をしていたり、路上で死にかけている人が横たわっていたり、人間の命を考えた。

 インドの終盤になるとバイクのエンジンが不調で、スピードが出なくなった。急坂になると止まりそうな速度になったが、どうにか無事カトマンズにたどり着いた。

ルート

ギリシャ→トルコ→イラン→パキスタン→インド→ネパール