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第196目 12月27日(水) はれ時々くもり |
思わぬ出会い
津まで一気に走り抜ける。
スーパー前にあるグレー電話を見つけ、昨日の日記を送信する。こんな作業も後数日で終わるのかと思うと肩の荷が下りるような、少し寂しいような気分になる。
送信を終えてケースにパソコンをしまっていると、男性が声をかけてきた。車で買い物へ行く途中でオレのバイクを発見、どこかで見たことのあるバイクだと思いUターンしてきたという。
聞けば石垣の米原キャンプ場で一緒だった林君やNG、イノッチ達と、北海道ツーリング中に会っていて、そこからオレの噂を聞いたらしい。
まさかこんなところで会うとは思わなかった、とビックリ顔。
オレも話に知っている仲間の名前が出てくると嬉しい。同じ時を共有したという仲間意識があるんだろうな。
外は立っているのが辛いくらい冷え込んでいるので、どこかに入って話そう、ということになる。どうせならついでに朝兼昼メシも済ませたいので、半額で安いマクドナルドへ入った。
藤田さんと看護学校へ通っている奥さんと3人でテーブルを囲む。まさかこんなところで、こんな風におしゃべりすることになるとは…、巡り会わせってホントに不思議だ。
藤田さんは昔からの夢だった長期北海道ツーリングを今年実現させた。2ヶ月もの旅は初めてなので、始めの頃は移動ばかりしていたが途中から自分のペースができてきて、それからは極端に動かなくなりキャンプ場に長期滞在していたという。
「そうなるとほとんどバイクにも乗らなくて、買い出しの時も人の車に乗せてもらってました」と笑う。毎日キャンプ場でボーッとしているので、ついたキャンパーネームが「なごみ」だとか。
穏やかな藤田さんと比べて奥さんは見るからにしっかり者風、いい感じでバランスが取れている夫婦だった。
今度は是非、旅先で会いましょう。鯉が優雅に泳ぐ「智積養水」を訪れた後、山脈を越えて彦根へ行こうとしたが、冬季&積雪のため、国道477号、421号、306号とことごとく閉鎖されていた。この雲からして関ヶ原も雪だろう。
無理はせず関ヶ原越えは諦めて「養老の滝」の近くにある名水「菊水源」へ向かう。
薄暗い境内に懇々と湧く名水で万病に効くと言い伝えられている。口に含むとほんのり温かい、というかオレの身体が冷え切っているのだろう。ボトルに詰め込み今夜のコーヒー用にする。
ここ数日、愛知と静岡の人から「良かったら家に寄り下さい」という嬉しいメールがたくさん飛び込んできたが、最後の数日は自分らしく、野宿・キャンプで夜を過ごすことに決めた。
手足が痺れるほど寒さは厳しいが、これまで会った仲間達の顔をひとりひとり思い出していたら、心が段々熱くなってきた。オレはたくさんの人達に見守られているんだな、そう思うと寒さもへっちゃらな気がした。
みんなありがとう、あと2日、最後まで頑張るぞ!!
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■走行距離/185km ■総走行距離/24,790km
■宿泊地/三川公園<岐阜県海津郡海津町>
(N 35° 07′44″ E 136° 40′25″)■食事 朝 昼 ハンバーガー2個 ウーロン茶 夜 マカロニ レトルトシチュー ■今日の入金額/1,067円 ■今日の出費/現金1,188円 ■総残額/現金2,934円 クオカード&ギフトカード550円