8月25日(金) 鳴子峡にて (2)
AM6:00
隣のテントの寛一さんが起きたらしい。
朝は苦手だってIJに書いてあった通り、テンションがやたらと低い寛一さん(笑)
まぁ、寝起きのテンションの低さでは負ける気はしないけどね。
更に昨夜はロールマット無しで寝たから、今朝は体中が痛いナリ(涙)。
それぞれ思うがままに周辺を散策。特に何を話すでもなく、ただただ朝の景色に見とれていた。
昨夜は暗くて気が付かなかったけど、キャンプ場の隣に大きな沼があった。
なんか幻想的な朝ですな〜。
そうこうしているうちに、朝飯の時間となる。
やっぱり寛一さんにやって貰ってる俺(汗)。
昨夜の残りのご飯と、寛一さんがもってた卵で卵焼きを作ってくれた。
ははは……ここまで至れり尽くせりだと、もう笑うしかないっすよ……泣きながらね(笑)。
朝飯を食べながら、昨夜のドラマチックな出来事を寛一さんに話すと、
寛 『足が痙攣して、更に何かの気配を感じたの?………それってさぁ、幽霊の仕業とかじゃない?(笑)』
さ 『なはは♪そう言われてみればそうですね。ゆ〜れいかぁ…幽霊ね〜♪、ふ〜ん、幽霊。……幽霊!?…サー(血の気が引く音)』
い、いやぁぁぁぁ!!
そんな会話が有りつつも、なんとも楽しい朝ご飯だったとさ(笑)。
食事の後、せっせとPCに向かう寛一さん。んで、食事の後片付けをする俺。
随分と長い時間PCに向かってるんだねぇ……。
終わったのがAM11:00!?
3時間も!!。こんなの毎日やってるの??。こりゃぁ進まないよ(苦笑)
俺は毎日PCに向かえば、一瞬で日記が読めるけど、書いてる本人はこんなに大変だったのね……。
白鳥はその美しい姿の下で、必死に両足で水を掻いて進んでるって言うけど…。
かなり日に焼けて、頬の痩けた浅黒い顔にマッタリと髭を蓄えた白鳥が、今まさに目の前にいた(核爆)
んで、その3時間の間、あっしは何をしてたかと言えば…
オニヤンマを追い掛けて野原を走り回ったり、巨大なナメクジ(20センチの大物)を棒で突ついたりと、
まるでハイジの友達のペーターの様な無邪気さを一人で放っていた。
まったく…お茶目さんだな、俺って。おっと、投石はやめてくれ。
寛一さんの撤収作業も終わり、二人は一路『月山湧水群』を目指した。
途中、またしても怪しい道を行こうとするも、ギリギリで回避する寛一さん(笑)
流石、昨夜は早く寝ただけの事は有るナリ♪今日は安心。
途中、寒河江ダムにある道の駅で休憩する。寛一さんにクッキーを貰って食べちゃう俺(はぁ…)
俺がチョコレートが苦手な事を知ると、異様に驚いてた。変かな?…変だな。
だって苦手なんだもん。後味が特に。10年以上食べてないなぁ…そう言えば。
そうこうしているうちに、目的地が近付いて来た。
途中で、何かおかしい事に気が付くも、今日の寛一さんなら大丈夫でしょう…ってな訳でほっとくことにした。
行き着いた先に『通行量1000円貰うぜ!!』なんて看板発見。勿論断念すべく地図を広げると、やっぱり道を間違っていた(爆)
が、寛一さんのボケっぷりは、これで終わった訳では無いのだった……。
来た道を戻って、やっと本来たどり着くべき場所が見えてきたよ〜なんて思ってたら、サクッと通過しちゃう寛一さん(汗)
もう、気の済むまで走っちゃえ!!なんて投げ遣りになるも、一応教えてみると…
さ 『あ、あのぅ…さっき通過した所が湧水地なのでは…』
寛 『いや、こっちで間違いないよ!大丈夫♪』
さ 『どむふぅ(鼻息)……』
………間違いでした(大核爆)。寛一さんって、カワイイ人ナリな……。
んで、寛一さんの名水地図とあっしの考えを照らし合わせて教えて、やっとの事で入り口にたどり着いた。
ただいまの時間PM1:00……ちなみに今夜は仕事っす(大汗)
ビジターセンターのおっさんの言う事には、往復で1時間程かかるとの事。
かなり微妙な時間だ。悩んでいると、
寛 『折角だから一緒に行こうよ〜♪』
なんてお茶目なお言葉に誘われるまま、深い山へと分け入ってしまう俺だった(苦笑)
どれくらい歩いたのだろうか、やっと『ここで湧水してるぜ!』ってな感じの看板発見!!
やっとの事で到着。さっそく水を口に含んでみると
さ&寛『冷たっ!!そんでもってウマっ!!』
滅茶苦茶冷たいぞ!!更にウマぁぁぁぁイ!!
ここから湧き出す水は、年間を通して5℃にキープされてるんだとさ。
ちなみに今日は炎天下。目の前には5℃の冷たい水………。
『煮沸後に飲用可』なんて書いて有った様な気がしないでもないが、狂った様に飲んだ(爆)
まぁ、コレを書いてる今も立派に生きてる。関係なし。
その後、世間話をしながら下山。バイクを止めてある所に戻った時には、PM2:30を少しまわっていた。
買っておいたパンで昼食を取る二人。
寛一さんもあんなに歩いたのは久しぶりの様だった。俺にとっても然り。
山道を歩いた甲斐があった。共に満足そうな顔をしていたに違いない。
少しばかりの休憩の後、とうとう別れの時がやってきた。
最後にがっちりと握手。寛一さんの手は驚く程に大きく、力強かった。
あんな強烈な握手は、生まれて初めてかもしれない。
寛 『じゃ!沖縄で会おう!!またね♪』
走り去る寛一さんを見送りながら、再会を堅く心に誓った。
その後、感傷に浸りながら走る俺の後ろに、白いバイクが張り付く事7回!?(苦笑)
心身共にヘロヘロになりながらも、PM6:30。無事に帰宅した。
はぁ……これから朝まで仕事ナリ(滝涙)
現実って奴は、なんとも残酷よのぅ。
さぁ、俺も頑張らねば!てきとうにね♪(笑)宮城県在住 さばみそさんより